いざ、ベネズエラへ!
情報系ブログを目指しています!
と言いたいところですが、そんなに器用でもなく、宿で出会ったKさんがブログにバスの移動情報だけ載せてるやつってさー面白味なくね?と言っているのを聞いて、”主に世界の宿情報”と書いていたブログの説明文を速攻消しました。
みなさんこんにちは、iwamanteです。
あ、そうそう、それで
Kさんはこうも言っていたのです。
旅の中で思ったこととか、そーゆーのが聞きたいわけよ!!という言葉にも、おお!そうか!そうなのか!それでいいのか!と嬉しくなったので、好きなように書くことにする。
見返したら、くっだらねーなーと思うこと確実だけど、いいんだ!
って、旅をはじめて3ヶ月、宿の情報記事を書いたことは一度もありません。ごめんなさい。
情報系ブログまでの道のり、遠し…!!!
さて、メデジンのめちゃめちゃ居心地のよい宿のみんなが口々に「くれぐれも気をつけて」と送り出してくれたのはもう昨日のこと。
目覚めると朝の4時。
そうか、わたしは今コロンビアとベネズエラの国境の町、ククタに向かっていたのだ…!
夢の中で大好きなお母さんとケンカをしていた。
そういえば、結局ベネズエラ行きを伝えたあと、母からの返信はなかったのだった。
ああー怒ってるなあ、無事に帰って来れたらちゃんと謝ろう。
無事に帰って来れなかったら…
それでも謝ろう。
と、まあそんなことを思いつつ、
あれだけベネズエラ行きをためらっていたのに、メデジンを出て7時間。
よくもまあ揺れるバスの中で7時間も爆睡できたものだ。我ながら旅向きだなーすっごいな自分~と感心しちゃってた。
と、ここで携帯で文字を打ちながら再び眠気が…
ふと空を見上げてみて、すっごいキレイな星空で、ああああーーー!これ今カメラ出して写真撮りたいーーーーー!という衝動にかられるも、盗まれた時のことを考えてカメラは宿に置いてきたんだった…
カメラに頼るな!
目に焼き付けるのだ!
と思ったのもつかの間、再び眠気が。
次に起きた時はもうククタの町。
懐かしい空気に、どこかホッとして、それでも緊張と焦る気持ちが交差する変な感覚だった。
コロンビアとベネズエラ間の橋は人が絶えず行き来していて、ほとんどの人が大きな荷物を抱えてた。
食べ物やタイヤ、薬も何もかもが不足している。そんな状況下でも人は生きていかなきゃならない。
大変な状況なのに、人はみんな笑ってた。
ベネズエラ側の国境の町、サンアントニオに入るとお店はほとんど閉まっていて、物を抱えた人たちがバスに乗るために行列を作っていた。
早くサンクリストバルに向かいたい
その気持ちだけしかなかった。
サンアントニオからサンクリストバル行きのバスに乗るも、走り出して10分。
検問に引っかかる。
それまではずっと現地人に間違われ、ずっとスペイン語で話しかけられていたが、笑ってごまかす&少ない語彙力でなんとか乗り切っていたのに、パスポートを出した瞬間、
おい、あいつ外国人だったのかよ!!!
という視線が四方八方から飛んできた。
荷物を全部出せ!とポリス3人に囲まれるも、笑ってノーアブラエスパニョールを繰り返すと、まあいいや、みたいな感じで検問は終わり、無事にバスに戻れたのだった。
その時のバスの乗客ったら、みんな大丈夫だったか?って聞いてきてくれて、もうそれだけで嬉しくなってしまった。
幸いにも検問は一度だけで、1時間半くらいでサンクリストバルに到着できた。
バスが到着する10分前から涙腺が緩みっぱなしだったけど、
無事に到着したら、緊張で涙が引っ込んでしまった。
そんなわけで、
目的地、サンクリストバルに無事到着したよってこと!!